どうもです。市川です。
今日は少しネガティブなお話になるのかな?
うん。珍しい事です。
人には、絶対的にキャパシティというモノが存在していると思います。
※(キャパシティは、保持、受け入れ、または取り込む能力を言う。)
考えられる事のキャパ
作業量のキャパ
個人的に扱える時間のキャパシティ・・・などなど。
物事を背負い込めるキャパシティが存在しているのだと思います。
このキャパシティを超える何かを背負い込んでしまうと、
人はもろくも崩れていくものです。
そういう人達も実際に見てきましたし、自分にもそういう経験がある事も事実です。
辛い、苦しい、厳しい、楽しくない、逃げ出したい。
こういうネガティブな感情って、対峙したくないですよね?
でも、これは絶対的に訪れるモノであって、避けて通れる道ではない事も事実です。
で、こういうネガティブに対峙してしまった時の対処方法ですが。
まずは、『 全てを やめて しまう事。』
やめちまえ!! みたいな感じで放り出す事です。
5年前だったら絶対に言わない事なんですけどね。
最近では、これも選択肢の1つに入れても良いのではないか?って思い始めてきました。
ただ、やめた事によって、後に大きなリスクを背負い込む事になるかも知れません。
その際は、あくまで自己責任でその状態をクリアにするしかありません。
この意味が本心で解っているのであれば、放り出す事も選択肢の1つでしょう。
もう1つ。( こちらの方がおススメなのですが )
『 「 OKリスト 」 「 NGリスト 」 を作る事。 』
今の自分の生活環境の中で、何がOKで何がNGなのか?を書き出して行く事です。
コツは、大きく深呼吸してから、何も考えずに5〜10分以内で作成する事ですかね。
(余計な事を考えないように、短時間で書き出す事)
そうすると、自分にとってのネガティブの原因が見えてくるモノです。
なるほど、俺はコイツが原因で、今こんな感情に苛まれているんか・・・
こんな感じで、自分の感情と向き合う事が出来るようになります。
これが解れば、後は簡単。
そいつを切ってしまえば良いんです。
もちろんね。
人それぞれで違うと思いますが、絶対に切れないモノってあると思うんです。
でも、絶対に切れないモノがあなたのネガティブの原因って事は、
まずあり得ない話です。
※この意味はちょっと深い話になるので。後日に機会があったらします。
後は、勇気を持って決断する事だけ。
ただし、
なぜ?これを捨てるのか?
なぜ?これを切るのか?
これを切ったらどうなるのか?
これを捨てた後どうするのか?
それらの理由をしっかりと明確にしてから。
さて、この行為をした後、あなたに何が残るのか?
自分のネガティブと正直に向き合う事が出来た。 という経験です。
この経験によって、ネガティブを切り離さなくても、
それをポジティブに変換する方法が思いついたりするもんです。
もちろん、何度か経験することも必要になると思いますが。
今、多くの方々がネガティブを抱えながら、
「 しょうがない。 」 という一言で全てを片付けようとしています。
ネガティブは しょうがない モノではありません。
向き合い方1つで、どんな感情にも変換する事が出来ると思うのです。
それを、向き合いもせず、瞬間的な 「 しょうがない。 」 という感情のみで、
物事を判断してしまう。
これは、本当にもったいない事ですし。
これを続けているから、生活が楽しくならないのも1つの事実でしょう。
これを続けるから、キャパシティがネガティブで埋め尽くされていて、
前向きな捉え方が入るスペースがなくなってしまうのでしょう。
(人のキャパシティには、絶対に制限があるモノですから。)
背負い込む事も時には必要です。
でも、背負い込まなくて良いモノまで背負い込む事はまったくもって無意味。
何が捨てれて、何なら切れるのか?
勇気を持って切ってみるのも、メンタルマネジメントの1つだと思います。
最後に・・・
人にはキャパシティの限界があるとお話しましたが、
そのキャパシティを大きくしていく事も可能です。
では、どうすればキャパシティを大きく出来るのか?
自分のネガティブと正直に向き合った経験の数 だと思います。
私は、独立したばかりの頃、メンターさんにこう言われました。
人は くぐった 修羅場 の数だけ大きくなれる。
・・・正直に言うとね。
当時は、なんかこの バイオレンス な例え方がすごい嫌でした。
ですが、色々な経験をしてきてみて、今は自分なりの解釈が出来ています。
受け皿(キャパシティ)を大きくする事は、誰にでも出来る事です。
でも、それに伴う経験をする事が大切です。
ですが、無理に自分を追い込む必要もないですし、
限界を超えてまで頑張る必要はありません。
大切な事は、今の自分と ” 正直に ” 向き合えるか?否か。
突き詰めてみると、ネガティブな感情も非常にシンプルだったりするもんです。