2015年08月31日

あなたの月収が100万円になる「答え」


どうもです。市川です。


ちょっとお金の話をします。
(お金を稼ぐ為の話をします。)


今から15年ほど前、
印刷会社に勤務していた私は、
社長にとある質問をしました。

「社長、僕の月収が100万円になるには、
 何をしたら良いですか?」 って。


社長の回答は・・・

「 独立するしかないんじゃない? 」

的ニュアンスの回答でした。


私自身、けっこうポップな感じで質問しましたし、
それに同調してか?社長の回答も、
けっこうポップな感じだった事は言うまでもありません。


でも、若い私は、ここである種の結論に達した訳です。


「 独立するしかないんじゃない? 」

・・・・なるほど、この会社に居ても、
自分の月収は絶対に100万円超えないんだな。

お給料が上がるのを待つよりは、
独立した方が絶対的に速いんだな。

そんな2つの結論に。


でも、当時はいずれ独立起業したい!とは
思っていましたが、
具体的な案や策などは知っている訳もなく、

ただ、ぼんやり と うっすら と、
『 雇われている身の限界 』 を教えてもらった。
という感覚でした。

そこから、半年もしないウチに、
私は営業職に転職をします。



営業で学んだ事は、

自分の結果で、収入をコントロールする事が出来る。

という事。


法的にどうか?はさておいて、完全歩合でした。

契約がなければ、給料0円 ・・・
面接に行って、初めてその条件を知った訳ですし、
今だったら、こう表現するのでしょう。

「 ピュアなブラック企業 」 と。

もうね。漆黒です。交じりっ気なしのピュアな黒です。



ですが、
私は、ここで契約本数と収入が比例する事を学びました。

月収100万円になるには、1ヶ月に何本の契約を結べば良い?
その為に必要な作業は何と何で、
それをいつまでに、どの程度やり切る事が必要か?

どういう会社だったか?はさておいて、
この会社をチョイスした事は、
私の人生において、確実にプラス要素を与えてくれました。



そこから紆余曲折、色々な事がありましたが、
その1つ1つの経験が、今の私にとって、
重要な要素になっている事は言うまでもありません。


という訳で、私の経験に基づく考え方で、

あなたの月収が100万円になる「答え」を発表します。



1個 1万円 × 100  です。


1個(1回) 1万円の利益が出る商品やサービスであれば、
月間に100件の成約があれば達成!


いつだって、結論は至ってシンプルなんですね。


10万円 × 10 ですし、100万円 × 1 です。


どれだけ経費を投入しようが、人を雇おうが、
利益1万円×100 です。



では、利益1万円になる商品をどう見つけるか?
利益1万円になるサービスを、どうやって作り上げるか?


ここからが、戦略プランであり、ノウハウである訳です。

利益1万円が難しいなら、5000円 3000円って下げる。
利益が薄くなる分、数で勝負をかける事になる。

では、どういう知識が必要で、
どういうスキルを身に付ければ良いか?


これを組み立てていくだけです。
その際に、色々と必要な要素が出てくるのです。

・企画創造力
・技術的なスキル
・ダンドリ力
・メンタル面を補う何か
・集客戦略
・販売力
・経理的業務の知恵

その他、色々。


それら必要な要素の中で、

今のあなたで通用する部分は何か?
今のあなたでは足りていない部分は何か?

これらを振り分けて、足りていない部分を補うプランニングをし、
抜けなく、オチなく遂行すれば、

理屈の上では、確実に月収100万円は達成出来ます。


いえ、もっとハッキリと言い切りますね。

私の経験上、あなたが月収100万円を
達成出来る確率は100%です。



ただし、1つだけ条件があります。

あなたが本気で、心の底から、
この環境を欲するのであれば・・・


これが、唯一の条件です。


ノウハウよりも、知識よりも、技術よりも、
現在の環境よりも、何よりも、
本当の意味で重要な要素が、実はここだったりします。


月収100万円を達成した事のある人達の
90%以上の方々が、ここに同調してくれるはずです。

「 達成してみると見えるモノ 」 ってたくさんあります。
「 達成してから理解をする事 」 もたくさんあります。

そして、その経験(「見えた」「解った」)1つ1つが、
あなたの人生を豊かにしてくれる事は言うまでもありませんね。



勝利の女神は、” 勇敢な者にだけ ” 手を差し伸べる。



posted by 夢おこし村 村長 at 13:43| Comment(0) | ビジネスのあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月29日

市川 なに屋?


どうもです。市川です。


表現の都合上、例外はありますが、
私は、自分のお客さんの事を基本的に、
「 クライアントさん 」 と呼ぶようにしています。


生徒さん お客さん 塾生 etc,
最近では特に、こういう表現をする事が少なくなりました。


なぜか?と聞かれると・・・・ 「 しっくりくる!」
というのが第一なのですが、
基本的に、私は依頼を受けている立場だからです。


すごく素敵な表現をさせて頂けるのであれば、
私のシゴトは、あなたの夢実現のお手伝いです。


あなたの○○になりたい。

あなたの○○がしたい。

あなたの○○が欲しい。


このご要望に対して、実現のアプローチ方法を考え、
組み立て、提案し、共に行動をしていくのが私のシゴトです。


そして、確実に言える事は、
アプローチ方法は1つではないのです。


あなたが欲しいモノ・環境を手に入れる方法は
1つではありません。
山の頂上に辿り着く道は、無数に存在しているのも事実。



現状、ネットの世界では、

「 ●●の方法を教えます。料金はいくらです。」


なんていうカタチが主流ですよね?
でも、私はそういうカタチを取っていません。


理由は至って簡単で、

失敗する人を量産したくないから。


だから、塾形式にもしないし、
ノウハウだけを販売する事もしません。

この形式だと、8:2の法則が、いとも簡単に適合してしまい、
多くの屍の上に成功者が存在する。という構図は変えられない。



だから、私はあなたとのマンツーマンで、
あなたの願望を 夢 というカタチに置き換え、
それを達成しうるに必要な環境をどう創っていくか?

一緒に考え、一緒に遂行し、一緒に見直す。
こんなスタイルで、もう何年もシゴトをしています。


稀にこういう質問を受けます。

結局のところ、
市川さんは何を教えてくれる人なのですか?


解り易く、自分のサービスを表現出来ていない事は、
ビジネスにとって大問題なのですが(^_^;)。

ご要望が多岐に渡るため、
一言で表現し切れない現実がここにあります。


〇起業・独立に向けての準備

 自らの力でお金を稼ぐ能力を身に付けてもらう。

 ネットビジネスの王道と呼ばれるモノから、
 細かい部分まで、本当に色々とやります。

・アフィリエイト
・物販(ネットショップ)
・輸入、輸出
・セミナーの台本構築、ロープレまで
・ネットメディア構築
・ライティング、キャッチコピー指南  etc,


〇事業再建

・コンテンツ、サービスの見直し
・集客方法の改善
・抜本的な路線変更 etc,etc,etc,


〇新規事業立ち上げ

これに関しては、非常に細かくなるので割愛します。



本当に様々な事をお手伝いしていますが、
これも、〇〇になりたい。〇〇がしたい。〇〇が欲しい。

という 「 願望 」 ありきで、
進められるモノだと私は考えています。


「 願望(夢) 」 を実現させたい!という依頼を受け、
様々な展開方法を考え、プランを組みます。


だから、1人1人やる事が変わってくる。


本当は、皆に同じ事をやってもらって、
コピーをたくさん量産する方が楽なんですけどね。(^_^;)。

それじゃ、いつまで経っても、
あなたのオリジナルにならないですよね。


最終的には、自立してもらう。
これも私のスタイルです。

自らで考え、組み立て、遂行出来るようになれば、
私の存在は不要ですからね。




さて、まとめます。

もし、あなたに、夢・願望があるのであれば、
一度、気軽に市川に問い合わせてみてはいかがですか?

基本的にメールでの問い合わせは無料です。

 mail ⇒ ichikawa★ts-net.biz @に変えてください。


私は〇〇になりたい。〇〇がしたい。〇〇が欲しい。


素直な気持ちを遠慮せずにぶつけてみてください。

あなたの夢実現のキッカケになるのであれば、
何よりの事ですしね。 妙な遠慮は不要です。




■ 後記

一昨日、問い合わせのメールにあったんです。


結局のところ、
市川さんは何を教えてくれる人なのですか?


これに酷似した内容が・・・(^_^;)。

なので、今回こんな内容になりました。



余談ですが、私はクライアントさんに
「 先生 」 と呼ばせる事もありません。

初期の段階で、そう呼んでくれる人も居ます。
非常にありがたい事です。

非常にありがたいのは、重々承知の上で、
「その呼び方止めてください。」 と・・・
もうね。1回目の時点でそう言います。


なんか気恥ずかしいから。



posted by 夢おこし村 村長 at 10:05| Comment(0) | ビジネスのあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月28日

変わる。


どうもです。市川です。


昨日、クライアントさんとのミーティングで、
お話した内容です。


何かを変えたいと思ったのであれば、
自分が変わる事が一番の近道。

何かが変わるのを待つのではなく、
自らが変わろうとする事が大切。


自分が変わる為に、一番手っ取り早い方法は、
「 考え方 」 を変える事。


新しいスキルを身に付ける事でもなく、
何か資格を取る事でもなく、
新しいノウハウを勉強する事でもない。


単純に、これまでの考え方を否定し、
素直に違う捉え方をする。



自らが変わる事は難しい事?


いや、難しいのではなく、大変なんです。


そりゃそうですよ。

これまでに長い時間かけて、
形成された自分を変える訳ですから。


でもね。 「 大変 」 という字は、

「 大きく 」 「 変わる 」 と書きます。


自分が大変だと思った事を、逃げずにやり切る。




その前後のあなたを比べてみてください。



あなたは確実に変わっているはず。


がんばれ!ひなつさん

posted by 夢おこし村 村長 at 20:29| Comment(0) | ビジネスのあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

自分でも気付かないウチに自分の能力を上げる方法


どうもです。市川です。


昔観たアニメで、
(たぶん 藤子不二雄系 だと思うのですが)

忍者は苗木を植えて、
毎日それを飛び越える 修業をする。


なんていうエピソードの記憶があります。


これは、どういう事か?というと、

苗木はいずれ立派な木に育ちますよね?
ですから、それを毎日飛び越えていく修業を続けると、

いずれは、
巨木をも飛び越えるジャンプ力が ” 自然と ” 身に付く。

    ・・・・・ はず?


まあ、そんなお話です。



本当にそんな修業があったのか?
竹という説だったり、麻という説だったり?
いやいや、いずれ限界に気付くでしょ?

諸説というか、個人の見解があるとは思うのですが・・・


これは、長期的な目標を見据えて、
目の前の短期的目標を確実にクリアしていく。

そんな解釈で間違ってないと思うんですね。


長期的な目標:(本当に手に入れたい能力)

 ⇒ お城の外壁をも飛び越えるジャンプ力を身に付ける。


短期的な目標:(目の前の課題)

 ⇒ 目の前の障害物を確実に飛び越える。


これを続けていく事で、自分でも意識しないウチに、
ズバ抜けた能力を、自然と身に付ける事が出来る。


そんな風に解釈してみると、
なんだか理に叶ったような話に聞こえてきます。



ただ、勘違いしないでください。
私は既に立派な大人です。

あなたにジャンプ力を身に付けて欲しい訳ではありません。


っていうか・・・

巨木をも飛び越えるジャンプ力を身に付けて、
何すんのさ?どこで活かすのさ?その能力?


就職面接の際に、

「 自分、ジャンプ力なら誰にも負けないです。
 苗木飛び越える修業、10年続けたんで!!」


自信満々で、その地道な努力をアピールされても、
おそらく、人事担当の方には、

(・・・なんか危ないヤツ来たね?)
 そう思われるのがオチでしょう。



ですが、

これは、目標達成における、物事の考え方とすれば、
1つの正解のカタチである、と私は解釈できるのです。


以下は、とあるクライアントさんの報告です。




このクライアントさんと契約を結んだのは、
昨年末の事でした。

家庭の事情やら、諸々が重なって、専業主夫になった。
奥さんが外で働き、お父さんが家事育児をする、
専業主夫です。

ただ、このクライアントさんの場合、
元々、技術職で自宅でも作業が可能な事から、
完全な専業という訳ではないのですが・・・


黙って家庭を守る事に集中するのは、
男としての尊厳、父としての威厳に関わる。

そう考えたか?どうか?は定かではありませんが、
私の門を叩いたキッカケは、
専業主夫になる事が決まった事でした。


目標は、会社員時代と同じ額、
いや、それ以上の収入をWEBビジネスで得る事。


その目標に向かって、一緒に走り始めたところ、
2月に初売上とも呼べる ¥13,977- を得ます。

もちろん、微々たる額です。
この時点では、まだまだ課題はたくさんあり、
それを1つ1つこなして行くことを、続けてもらいました。


すると、本当に少しずつですが、
数字が上向きを始めます。

3月の総売上(未確定) ¥ 20,521-
4月の総売上(未確定) ¥ 52,095-
5月の総売上(未確定) ¥ 71,585-


数字の結果もそうですし、能力の成長もそうなのですが、
人それぞれ、ペースとパターンがあり、
全員が全員同じように成果が上がっていく。

・・・ なんて事はありえません。


地道にコツコツと数字を積み重ねる人もいれば、
とある時期に、とあるタイミングで
一気に数字が跳ね上がる人もいます。

もちろん、稀に初月からポーンって数字を出す人もいます。


このクライアントさんの場合は、
地道に数字を積み重ねていくパターンに該当していますね。


5月の終わりごろ、
私は彼に、冒頭の 「忍者の苗木修業」 の話をしました。


長期的な目標:

会社員時代のお給料を超える収入を得る。

短期的な目標:

先月の数字は絶対に超える。



という、具体的なテーマを添えて。




その結果、


6月の総売上(未確定) ¥152,974-


「忍者の苗木修業」の話が活きたか?どうかは別として、
2015年6月は、こんな数字になりました。


そして、翌月。

7月の総売上(未確定) ¥147,277-


先月を飛び越える事に失敗してしまいました。

ですが、これは肉体的な修業ではなく、
ビジネスにおける数字の話です。


何が原因で数字が下がったのか?
何が足りていなくて、何を修正改善すれば良いのか?

ここに焦点をあてて、行動を変化させていくことで、
状況は必ず改善出来るはずなのです。

(肉体の修業でも同様の事が言えますかね。)



そして、8月22日の報告。

8月の総売上 ¥153,438-

残り一週間強 残っている状態で、
7月の数字をキレイに飛び越える事に成功しました。


苗木が育った訳です。


苗木が育ったという事は、必然的に9月の目標は、
8月の目標数字よりも高くなります。

そうしたら、9月の目標数字を超えるには、
どんな戦略プランを組んで、どんなダンドリを取っていくか?


ここに目を向けて、考え、行動して行く事で、
9月の苗木を飛び越える事が出来るはずです。



このペースで行けば、年内には確実に、
会社員時代の収入を超える事が出来るでしょう。

実際に、目標の数字を超える事が出来たら、
目標達成のお祝いをして、そこから次の苗木を植える。

月収100万円かもしれないし、年収1億かもしれませんね。


ですが、どれだけ大きな目標を設定したとしても、
私はクリアできる確率は100%だと考えるタイプです。

クリアしようとし続ければ、
(途中で絶対に諦めなければ、)

絶対に、目標はクリアできるはず。
私はそう考えます。




私は、ビジネスに関わるイロハを指導する事を、
自分のシゴトとして、何年もやってきています。

何年もやってきている中で気付いた事は、
マーケティング理論や、ビジネスにおける大切な事など、
本に書いてある事をそのまま伝えたって、
効果に直結する事は難しい。という事です。



本に書いてある事をそのまま説明するならば、
別に、私じゃなくても良いですしね。(^_^;)。

私は、私の色をもって、クライアントさん達と接して行きたい。

解説1つとっても、出来ればその人に合わせたカタチで、
その人の置かれた環境に適した内容の話をしてあげたい。

その中で、共に喜べる結果を出して、一緒に成長して行きたい。



ここだけは、変えたくない。

そう想っています。



posted by 夢おこし村 村長 at 23:51| Comment(0) | ビジネスのあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月22日

言うか?言わないか?


どうもです。市川です。

夏の終わりになると、何年かに1度、
ふと思い出す事があります。


淡いなぁ・・・・。そんな記憶。


高校3年生の夏休み終盤。

友達と遊んだあと、家の近所の商店で
買い物をして帰ろうと思い、自転車でお店に着くと、
偶然、そこには中学の同級生(女子)がいました。

公衆電話で誰かと話をしていて、
(時代を感じますね。)
目にはうっすらと涙が浮かんでいる。


あれ?なんかマズイところに遭遇しちゃったかな?


そんな事を思いながらも、「 僕は何も見てないよ。」 という
気付いていないフリを全力でしながら、
お店に入り、買い物を済ませて店を出ると、
ちょうど同タイミングで、その娘の電話も終わっていました。


うっすら涙目だった瞳は号泣に変わっていました。

そんな彼女と数メートルの距離を保つこと 2秒。


中学の頃はけっこう仲の良い娘だったが、
高校に上がってからは、学校も違ったし、
言うほど接点があった訳でもない。

素通りしようと思えばいくらでも出来る。

ですが、私にはその状況をスルー出来ない、
決定的な要因が1つあったのです。


中学生の頃、
密かに 恋心 を抱いていた娘だったから。


雄としての本能か?ピュアな下心か?

立ち去るのはダメ!話しかけなさい!
立ち去るのはダメ!話しかけなさい!
立ち去るのはダメ!話しかけなさい!


脳が、繰り返し僕に信号を送るのです。


ですよね?これ、ある意味チャンスっすよね?

思春期全快の市川少年は、
脳からの信号を素直に受け、前に進もうとした時、

脳がもう1つ、僕に信号を送ってきました。


ファーストコンタクト超大事よ!
最初の一言で、ある程度 決まるよ!!


お任せください。僕も、中学卒業から約3年
それなりの経験積んでますよ。


頭の引き出しを幾つか開け閉めし、
(コンマ2秒)
平然と、至ってクールに、私は自分の選んだ言葉で、
ファーストコンタクトに臨みました。


「 フラれた? 別れた? どっち? 」


ヒックヒック していた彼女の動きが止まり、
何とも言えないピリついた空気感がそこには流れる。


あ〜〜〜ぁ、もっと他にあったでしょうよ!!


この信号を最後に、脳は一切の発信を拒否りました。


「 フラれた!別れた!両方! 」

呆れた顔で彼女がそう言い放った時、
少年市川は、言葉のチョイスを誤った事に気付くのです。

その状況で、彼が彼女に向けて繰り出した、
苦し紛れの 二の手。


    パピコ食う?


真顔でね。もう至って真顔でね。
ついさっき買ったばかりのパピコの半分を差したところ、
彼女は震えた涙声で答えます。

「 ありがとう。食べる 」


食うんかい!(少年市川、心の声)
食うんかい!(信号送信を拒否したはずの脳)


パピコという夏の必須アイテムにその場を救われ、
どんな経緯で、何があって、夏の夕方前の暑い時間帯、
公衆電話で別れ話を繰り広げる、
絶望的な思春期の女子が誕生したのか?

私はその理由を知る事になります。

そこから先は、近くの公園へ移動し、
話を聞きながら、慰めながら、
時に、笑わせながら、笑いに逃げながら。
この夏、何をしたか?的な話をしたり、

進路どうするか?とか、
そんな話を、暗くなるまでしていました。


帰り際、

「 ありがとね。なんか良かったよ。
 市川がいてくれて。」


あん。まあ元気出せよ。


クールに返答する私に、最後に彼女が言った言葉。

「 私、中学の頃、市川の事好きだったんだよ.。」


じゃあね。の言葉と共に振り返り、歩き出す彼女を、
何も言えずにただ見送る少年がそこには居ました。



言ってよ〜〜 それ中学の時言ってよぉ〜〜
ちょっと勇気だしたら、その恋、確実に叶ってたよ〜〜

俺も俺で言えよ。中学の時言えよぉぉぉ。

ってか、今日のタイミングで、それ言うなよ。
せめて、もう何日か後だろ〜〜

さすがに、このタイミングで何かやっちゃう程、
俺、鉄の心臓もってないっすよぉ
空気読めちゃう思春期ボーイですよ。俺。


自転車を猛スピードで立ち漕ぎしながら、
家に着くまでそんな事を考えた。


まあ、淡い夏の思い出っすわ。

皆さんにも、こんな話の1つや2つ、
あるはずですよね?




さて、という訳で、
ようやく今日の本題に入りましょう。


言うか?言わないか?

実は、これだけで、結果が大きく変わる事もあるのです。


「 言う事 」

これは、ビジネス戦略の上でも、
けっこう重要な要素である事に間違いありません。


解り易い代表例を出すと、

「 ポテトも一緒にいかがですか? 」
「 セットの方がお得ですよ! 」


ファストフード店では、お馴染みの言葉。

売り手側がこの言葉を発する事で、
客単価を高める可能性がある一言です。


ファストフード店の場合は、
言う事に対してのリスクは極限に少なく、
言ったからといって、お客さんとの売買契約に
傷が入る可能性はゼロに近い訳です。


前回の内容で集客の話をしましたが、



朝、パン屋さんが一言、
「 また、明日もお待ちしておりますね。」

サロンの店長さんが一言、
「 次回の予約入れておきますか? 」

居酒屋の店員さんが一言
「 お飲みモノのおかわりいかがですか? 」

この一言で、
次回以後の売上に繋がる可能性が高くなります。


誰もがこういう一言を、聞いた経験があると思いますし、
あなたに向かってこの発言をした相手を
絞殺したくなるぐらい、嫌な思いをした経験・・・

まあ、普通ないですよね?(^_^;)。


全店舗に共通する事で、
「 お客さん紹介してください。お店宣伝してください。 」
( MAXニコやかに、爽やかに。)


こうやって、言う事で、

いや、言う ” だけ ” で、今までとは、
少し変わった結果になる可能性が高くなります。


部下に対して、

「 君にはこうなってもらいたいんだ。 」

その一言を言うだけで、
部下のハートに火をつける事が出来るかもしれません。


目上の人と飲んでいる席なんかで、

「 僕、将来こういう事やってみたいんですよね。」


この一言で、協力者になってくれるかもしれません。



言うか?言わないか?

この違いだけで、結果が大きく変わる事もあるのです。



もちろんね。

言う事で、無条件に相手が傷つく可能性があるような事は、
言うべきではないと思いますし、

失礼に値する可能性がある場合は、
空気とタイミングを読みながら を 意識する必要はありますよね。

言う事のリスクと、言わなかった場合のデメリットを
天秤にかける事で、答えは自然と導き出せるはずです。



「 言う事 」

実は、これを意識するだけで、
結果は大きく変わる可能性がある行為だったりします。

しかし、現代では言う事を躊躇する人達が多い事も事実です。
ちょっとの勇気で可能性を広げてくれる行為。

それが、 「 言う事 」 なんですね。


思春期の市川少年が、この事を知っていたら、
淡い夏の思い出も、出来なかった可能性の方が高いのです。

でも、私は言う事の大切さを、
起業後の経験で学習した訳でね。。。


ほんの少しだけ、今よりちょっとだけでいいから、
意識してみて欲しい。それが 「 言う事 」 です。




今回、前回の続きという事で、このテーマを書こうと、
前回の記事を書き終えた後に、決めていました。


本文を書き始めた時、言う言わないのフレーズで
急に夏の淡い思い出がよみがえり、

30代半ばのオッサンの淡い話を綴る事になりました。
(90%以上、実話です。)

途中、何度も書くのを止めようとしたり、
元々あったシナリオに切り替えようとしたりしましたが、


たまにはこんな気持ち悪い感じもありっしょ?
そう想い、いつもの3倍の時間を使って書き上げました。


最後までお付き合い頂いたあなたに言います。



長い話に付き合わせて ごめんなさい。m(__)m



posted by 夢おこし村 村長 at 00:58| Comment(2) | ビジネスのあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする