どうもです。市川です。
同じ事をやっているのに、上手く行く人、上手く行かない人。
同じ指示を受けているのに、達成スピードが速い人、遅い人。
同じ教科書で勉強しているのに、習得が出来る人、出来ない人。
どんなステージにおいても言える事ですが、
世の中では、同じ素材を使用していても、結果が2極化してしまう事は、
往々にして起こりうる訳です。
さて、なぜ?こんな事になってしまうのでしょうか?
多くの方々が思いつく答えとしては、
・やる気が足りない。 とか。
・理解力がない。 とか。
・センスがない。 とか。
主に 単純な 「 ない。ない。」 の方にフォーカスを当てるのですが、
実は、ほんのわずかな違いが 出来る 出来ない の
2極化に分けてしまう事を今日はお話します。
私自身、もう6年以上、多くの方々のサポーター(プロデューサー)として、
活動をしてきています。
その中で、もちろんの事 「 指示出し 」 という行為を数多く行います。
これはこうしてください。
こういうモノを用意してください。
こういうカタチで物事を進めて行きましょう。
重要なのは、ここから先。
指示を受け取った後の 『 なぜ? 』 を考える人の方が、
成功確率が非常に高いのです。
※この人は、なぜ?こんな指示を出したのだろう?
逆に 『 なぜ? 』 を考えない人達は、
「 言われたからやっている。 」 という、非常に機械的な理由で、
物事に取り組むカタチになります。
これは、何も起業家を志す人たちだけに重要なのではなく、
企業戦士の人達にも、非常に重要な思考だと思います。
上司から、こんな指示を受けた。 だから、この仕事をやっている。
こういう人よりも、
上司から、こんな指示を受けた。 ” なぜ ” だろう?
” なぜならば ” この行為がこういう結果を導く為に必要なモノだから。
ここまでを考えて、作業に取り組む人の方が、
絶対に仕事が出来るはずですし、上司からも戦力として認められやすいはずです。
この 『 なぜ? 』 ⇒ 『 なぜならば 』 までを考える人と、
「 いや、言われたからやってますよ。 」 という人の違いが、
同じ素材を使用しても、2極化する結果の原因の1つであると言えます。
テキスト(マニュアル本)に書いてあったから、こうやっている。
今、上手くいかないで悩んでいる人。
こんな作業の進め方をしていませんか?
テキスト(マニュアル本)は、いわば著作者からの ” 指示書 ” であり、
著作者が作成したその指示書には、1語1語に意味が含まれていると考えています。
(少なからず、私はそういう意図をもって作成していました。)
なぜ?この工程が必要なのだろう?
なぜならば、この工程がこういう結果を導くためのモノだから。
一度、こう考えながら、今あなたが持っているテキストを読み返してみてください。
きっと、今までよりも、内容理解が深いところまで辿りつけるはずです。
余談ですが。
おそらくですが、野球選手も、
ベンチ から サイン が出たから バント をした。
そんな選手よりも、
なぜ?この場面では、バントが必要なのだろう?
なぜならば、1アウト3塁の状況を作る事によって、
より、得点に繋がる確率が高くなるからだ。
だからベンチからバントのサインが出たんだ。
こんな選手の方が、良い選手になるのだと思います。
将来、僕に息子が生まれたら、おそらく野球をやらせると思うので、
こういう部分も教えながら育てたいと思います。
・・・・しまった。 世間はW杯モードなのに。。。
野球での たとえ話 をしてしまった。。。(ちょっと反省)
1つ1つの行動に意味を持つ。
「 なぜ? 」 ⇒ 「 なぜならば 」 を理解する。
言われてみれば、非常にシンプルですが、非常に重要な事だったりします。