どうもです。市川です。
先日の事なのですが・・・・
※今回は少し重たい内容も含まれております。
ご本人にも事前に本文を確認頂き、
了承を得てからの公開となっております。
個別プロデュースのお問い合わせ窓口から、
事前相談についての問い合わせがありました。
スケジュールを決め、諸々必要事項をメールでやり取りし、
スカイプ面談当日を迎えた訳ですが、
20代後半 女性 既婚 娘さん1人
希望者のデータはこんな感じです。
私の事前相談は、質問に答えて終わり。
という形式はとっていません。
お話の内容から、現状アドバイス出来る事はする。
そんなスタイルでもう何年もやっております。
なので、一通り質問にお答えした後、
私の方からも幾つか質問をさせて頂く場合が多いのです。
・なんで、自分のチカラでお金を稼ぎたいのか?
・いくらあれば満足なのか?
・過去どんな経験をしてきているか?
・何か得意な事はあるか?
こういう質問の中から、会話を組み立てて行くのですが・・・
「 実は、離婚を考えていまして・・・ 」
ん?? なんか、ベビーな単語が来たよ?
「 DVで・・・・ 」
やべぇ・・・
超重量級の単語が降ってきた。(;一_一)。。。
一応、確認しますが、
ダイビング・ヴァンパイア ではないですよね?
「 ドメスティックの方です。 」
ですよね。(汗)
(ってか、ダイビング・ヴァンパイアって何だよ。):市川、心の声
さて、どうしたもんだろう???
正直なところ、この手の話は、ビジネスに取り組む以前の話であり、
ビジネスに取り組んだところで、
問題が解決できる訳でもないと考えます。
下手に取り組むと、またそれが原因でトラブルが起こる可能性もある。
「管轄外です。」と話をシャットアウトする事も出来る。
ただ、それは絶対に印象も良くない。
そんな事が頭の中をぐるぐると回る。(5秒)
唯一、救いがあったのは、
そこそこ、ノリの良い雰囲気の女性だった事。
無理をしているのかもしれませんが、
明るく会話も出来る人だった事。
自分なりに問題を解決しようとして、
前向きに私にコンタクトを取った事でした。
これが、暗い雰囲気で、今にもどうにかなってしまいそうな人
だった場合、私はどうしたら良いのか?解りませんでした。
・・・今日のスケジュールを確認する。
(昼間の時間だったので、そこそこ融通が利く。)
そして、私は1つの結論を出すのです。
(衝撃的な単語から、約60秒後)
よし、俺は今から寂聴。
どこまでなれるか解らないが、俺は寂聴。
俺は寂聴。今から寂聴。
え〜〜〜 っと・・・・
誠に言い難い事なんですが・・・
正直に言って、その件は僕の守備範囲外なんですね。(汗)
独身ですし、結婚歴もありませんし、
男性ですし、気持ちも解ってあげられないかもしれません。
ですが、このまま無碍にも出来ないのでお話は聴きますが、
何か違うな?と感じたら、即座に仰ってください。
その上で、最初に伝えるべき事ですが、
今、あなたはビジネスを始められる環境には居ないと思います。
家庭の事、お子さんの事、現在でも色々と考える事が多いのに、
その上で、新しくビジネスの悩みが圧し掛かって来る事は、
よほどの強い人か?最強の意思が無いと
難しいと考えてしまうのです。
「 やっぱりそうですよね。 」
今、僕が出来る事は、知っている事を教えてあげる事と、
背中を押してあげる事です。
それでも、良いですか?
「 ありがとうございます。その方向で進めてください。 」
そこからは、色々な話をしました。
法的な事、弁護士さんについて、専門機関について、
恋愛観、人生観、子育てについて、
時に笑いを交えながら、笑いに逃げながら・・・
頭の中の引き出しを、たくさん開けたり閉めたりしているウチに、
「あれ?俺、何やってるんだろう?これ、俺の仕事と絶対に違う」
時に、そんな疑問符が降ってくる中、
「 いや、今の俺は寂聴!俺は、市川寂聴! 」 という風にかき消し、
パッチもんの寂聴さんは、がんばった訳です。
なんだかんだ、良い雰囲気に話が進んで行った訳です。
最後になりますが、僕の意見を述べさせて頂きますね。
人生に救世主はいません。
人生に救世主は絶対に現れません。
自分が何を選択し、どんな決断をし、どんな行動を取るか?
僕が経験してきたのは、ビジネスというステージですが
僕は、自分の経験から、ここが問題解決の全てだと思っています。
だから、あなたは自分の『 成りたい 』 に対して,
素直に想い、行動するべきだと思います。
冷静に選んで、時間をかけずに決断し、即座に行動する。
大切なのは、ここだと思うんですよ。
そう考えたらさ・・・・
今回の件、コンタクトを取るべき相手は、
市川じゃなかったよね?(^_^;)
今回の一件、一番のミステイクは、市川をチョイスした事だよね。
「 その通りですね。(爆笑)
でも、ありがとうございます。私、もう逃げないで解決します 」
私の心の中で、試合終了を告げる ゴング が高らかに鳴り響きました。
衝撃的フレーズから約80分後の事です。
私の事をだいぶ前からご存じの方は、イメージ出来ると思うのですが、
私自身、本当に色々な経験をさせて頂きました。
その経験の多くが、人との出会いによってもたらされたモノです。
良い話を聴く事もあれば、悪い話を聴く事だってありました。
その数が本当に多いのです。
その経験が、今回の結果に繋がったと思います。
スカイプを切った後、私は呟きます。
「 俺、何してるんだろう? ・・・丸亀でも食べにいくか。 」
うどんを美味しく頂いた後、私は仕事に戻るのです。
でも、なぜだろう?
その日の夜のミーティングは、すごくクリエイティブでした。
どんどん発想が沸いてきて、止まらない状態になっていました。
理由はどうあれ、
きっと、昼間に脳をフル回転させたから。
そう結論付け、いつもより深い眠りについたのでした。
追伸・・・・
市川寂聴(ぱっちもん)は、この日をもって永遠に封印しました。
ご理解・ご了承の程、宜しくお願い致します。m(__)m