どうもです。市川です。
無料オーダーメイドセミナー
おかげさまで、受講申し込みが増えてきております。
http://yumeokoshi.seesaa.net/article/431054808.html
師走ですし、お時間のご都合等もあるかと思います。
日程の調整も少しずつ苦しくなってきます。
ご検討、お申し込みはお早めをお勧めします。
10代の頃、カラオケで何十回と歌った曲。
Mr.Childrenの「抱きしめたい」。
今でも歌詞を覚えているし、
大袈裟な話ではなく歌詞を見なくても歌えます。
私達世代ど真ん中の名曲である事は揺るがないでしょうね。
で、そんな名曲が今、ちょっとした騒動になっている訳ですが、
(ご存じない肩は、抱きしめたい ぬくもり で検索してください。)
何を考えたら、あんな歌詞になるのか?と、
あれでイケると思ったのか?(^_^;) と。
本当の本当に奇跡的な確率でああなった可能性も
否定は出来ない訳ですが・・・
私も、結構な角度で首をかしげた1人です。
表現というステージである以上、
どうしても世界観が似てきたり、メッセージ性が重なる事で、
似たような雰囲気の表現になる事は少なくはないでしょう。
ですが、今回の件は確実にOUTでしょうね。
元曲が悪かった。
だって僕ら世代ならみんな歌えるもんね。あの曲。
青春の1曲ランキング集計したら、
間違いなく上位に入る曲ですしね。
あの曲がキッカケで付き合った人達たくさんいるはずだしね。
まあ、そんな時事ネタをふまえて、私が想う事。
今回の件は、実はネットの世界では、
決して他人事ではない。という事です。
特にブログやメルマガで情報発信をしている人達、
これから、そういうステージに上がって行きたい人達は
特に注意をするべきでしょうね。
もちろん、私もその1人である事に間違いはありません。
最近ではYoutubeの盛り上がりなどもあり、
動画コンテンツの勢いがありますが、
まだまだネットは文章の媒体と言っても良いでしょう。
文章作成において、リライトという手法があります。
リライトライターというお仕事も存在しています。
初心者にも分かる!リライト作業の具体的な進め方とは?
http://crowdworks.jp/public/jobs/category/40/articles/5120
※クラウドワークス参照
このリライトの解釈を勘違いしている人達が結構多いのも事実。
語尾だけ変えれば大丈夫でしょ?とか、
言葉の配列を変えれば良いんでしょ?とか。
確かに、言葉の配列を上手に変える事が出来れば、
リライトとして成り立つ事は事実なのですが、
文章自体に面白みがなく、なんだか機械的な文章になってしまいます。
理想的なリライトは、その文章を一旦 自分の中で飲み込み、
その文章で言いたい事は何か?メッセージの根本・結論を定め、
元記事を見ない状態で作成したモノが理想だと考えます。
上手にリライトする技術を身に付ければ
それだけで、収入が得られます。
先に掲載したクラウドワークスでも、そういうお仕事を募集していますしね。
時に、他人の本文を丸パクリして、自分のブログやFacebookで
公開する人もいるのですが、本当に辞めた方が良いです。
私自身、10年以上ブログをやっていますが、
何度かパクられた事あります。(-_-;)。
転載が悪い訳ではないんですね。
転載をする場合は転載するなりのルールがあり、
それに乗っ取ったカタチで表現するのであれば、
相手に対しても悪意のある行為として
見られない場合の方が多いのです。
例えば、Facebookのシェア機能。
すごく良い文章に出会った。これをみんなに教えてあげたい。
こういう場合には、シェア機能を使用します。
これは、元ネタが誰であるのか?が明確ですし、
その人の投稿にもアクセスが集まるので、悪い事はありません。
ですが、稀に、こういうパターンの人がいます。
すごい良い文章に出会った。
すごく良い文章だから、俺がこれを言った事にしたい。
結果、人の表現をパクり、自分のウォールに投稿する。
・・・・ うん。これはダメですね。
憧れ的な心理がそこにはあるのかもしれませんが、
行き着いた行為としては、褒められる行為ではありません。
その言葉が自分の言葉になっていない状態でリリースするので
どうしても、その言葉が軽く見えてしまいます。
言葉に重みが感じないと、読み手は胡散臭さを覚えます。
もちろん、読み手の心に響く事の方が少ないのです。
だとするのであれば、
こんな素敵な言葉に出会った。それを受けて私はこう想う。
なので、こういうメッセージを加筆したい。
こういう風に、一旦、そのメッセージの根本を飲み込み、
自らの表現を加えた状態で、世の中にリリースするのであれば、
その人の世界観をプラスするが出来た状態になる訳で、
元ネタも素敵だけど、それをこんな風に料理するあなたも素敵。
そういう印象を与える事も出来る訳です。
人の真似をしたい。
それは、元ネタが良いモノだから。だと思うのです。
悪いモノは真似しませんからね。
でも、ただ単純に真似をしても、その行為に効果はなく、
むしろ、軽く見られてしまう事の方が多いでしょう。
今回の 「 抱きしめたい 」 の件だって、
怒っている人よりは、呆れている人の方が多いはずです。
憧れの感情を抱いたのであれば、
世界観の部分だけを寄せたり、メッセージの根本・結論は変えず、
自分なりの表現で、その結論を伝えるような努力をする。
こういう事を意識して、文章を書いていくと、
自らのオリジナルのカタチが構築されてきますし、
読み手に伝わる文章が書けるようになるはずです。
私自身、文章の作成は苦手でした。
幼少期の作文なんかは、まあ酷いもんです。
今が上手か?と問われると・・・
そこまで自信満々でもないのですが、
色々な文章に触れ、飲み込み続け、自分なりに解釈し続け、
自分なりに表現する事を続けてきた結果、
どうにかこうにか、書けるようになっている自分がいます。
感銘を受けるのは善し。インスパイアされる事も善し
その表現に憧れを抱く事も善し。
でもね。ただ単純にその表現をパクるのは 劣悪 。
ちょっとだけ冷静に考えれば、パクった後にどうなるか?は解るはず。
そして、今回のような呆れた騒動も起こらないはず。